これでコンビニへ行きたいシリーズ

「これでコンビニへ行きたいシリーズ」2009年最後のエントリー。
コンビニシリーズは各方面から割と好評で、車好きの僕としてはとても嬉しいことです。緻密で精細な記事はカーグラフィック等に任せて、僕はただひたすらにユルく、普段はあまり見かけない車や、もっと評価しても良いのにと思う車を挙げてきました。来年もこの調子で続けていければと考えています。応援よろしくお願い申し上げます。


第30回はマトラM530(M530 LX)

M_1

元はミサイル屋だったマトラは、航空・兵器・自動車等を手がける企業グループであり、現在は存在していません。経緯はけっこう複雑なので割愛しますが、マトラは立派な自動車メーカーとして歴史にその名を刻んでいると考えて良いのではないでしょうか。ただ単に車を作っていたわけではなく、レースにおいても活躍していたことで研究開発に熱心だったと僕は思っています。ピニンファリーナに買われた現在のマトラは研究開発に特化した存在になっていることからも、研究開発こそマトラの精神なのかもしれません。(マトラといえばグラハム・ヒルやペスカローロが乗ったルマンカー、マトラ670が出てきますが、そのうち触れたいと思っています。)
マトラはレースのやり過ぎでダメになってしまったメーカーでもあり、しかしレース屋魂のあるメーカーとして、バイクメーカーのノートンなんかに似た趣もあるかなと。僕はそういう側面も含めマトラが好きなのです。

良い意味でヘンテコ変態カーの宝庫であるフランスの車メーカーの中でも特に異彩を放つマトラのM530。というのは僕の勝手な印象ですが、"ケツのカッコ悪い車は総じてダメ"という持論を持つ僕が、強力に支持したいケツ(主にCピラーより後ろ)を持つ車。それがM530なのです。

C-0912
フロントのデザインもさることながら、やはりリアのデザインが素晴らしい。

M530LXは後期型で、ミケロッティによって(゚Д゚)!!、デザインが少し変更されたモデル。このLXが最もパワーがあり、1.7リッターV4エンジンは78馬力を発生する。

っと、そんなスペックとか細かいことはどうでもよくて、とにかくこのスタイルが堪らないわけです。実際はスタイリングには賛否両論で、奇怪な形の車というイメージが強かったらしいですが、僕ならきっと買ってしまう!

djetマトラM530はマトラ・ジェット(写真左)という市販車で世界初のミドシップGTカーの後継モデルになりますが、僕はM530の方がスタイリングとしてはイイと素直に思います。今からおよそ40年前に、こんなに魅力的なミドシップ・ライトウエイトカーがあったとはすぐには想像がつかないけれど、登場した時はけっこう衝撃的であったのではないかと遠い目をしてしまいます。
航空技術を活かした軽量化がされ、エンジンもミドシップながら、2+2で完全な2シーターではないところから、純粋なスポーツカーではないのだけれど、個人的には充分にスポーツカーと呼んで良いだろうと認識しています。

M_2
全長4197mmに対して2650mmというロングホイールベース。リアタイヤは、まぁここでいいか。って具合に付いている辺りが素敵っ☆

ミサイルを作っているメーカーが作る車。とはすぐに想像できない、魅力的でなんともいえない雰囲気を持つ車。そういえばサーブも航空系でかつ、兵器製造(AT-4,M136ロケットランチャーでお馴染みのサーブ。でもありますね。)をしていましたが。

M_3
インパネのデザインも素晴らしい。


いいなぁ〜これでコンビニへエクレア買いに行きたいなぁ〜〜


マトラ祭りの淡々とした映像。M530も出てくるよ☆


オマケ。
マトラで忘れてはならないのが、リジェ・マトラのF1カー!
マトラエンジンは、マトラソプラノと言われ、特にV12エンジンはフェラーリよりも音が良いと言う人も多いです。僕も同感です。フェラーリのV12エンジンは、"むせび鳴く"という表現が当てはまりますが、マトラのV12エンジンはなんというかキメの細かい上品なサウンドです。映像はもちろんジャック・ラフィットの乗るF1カー。1978年モンツァグランプリ。良い音だなぁ〜〜これだけでご飯3杯は確実です。



人気ブログランキング <<<押してネ☆